流水の雑多ブログ

楽器演奏に関する備忘録や、オタク話、その他リクエストあればその話題についても。

ノクチルの新曲を聴いた感想:PW07

皆さんこんにちは、流水です。タイトルの通りです。

 

2022年10月12日に発売されたTHE IDOLM@STER SHINY COLORS PANPR@MA WING 07に収録されているノクチルの新曲『Catch the Breeze』と『アスファルトを鳴らして』を聴いた感想を書いています(10月13日午前2:00)。

新鮮な気持ちで感想を書くために、ゲーム内実装や試聴動画、その他の音源をすべてシャットアウトしてこの日を待ちました。

 

 

1.Catch the Breeze

"Catch the Breeze"=「風をつかまえて」という意味ですが、

最初は「海に出るつもりじゃなかった」のにいつの間にか大海原に漕ぎ出してしまった彼女たちが、今はもう彼女たち自身の意思で帆を張って彼女たち自身の意思で風をつかまえて前に進んでいくんだなと思うことができました。

イベント「海へ出るつもりじゃなかったし」より、浅倉透"がんばれ!ノロマ号"

 

歌詞については、ノクチルの世界が広がった、彼女たち自身の視野が広がったような印象を受ける歌詞でした。これは最後にも書くつもりですが、今回の2曲はまさに「ノクチルの世界の広がり」に集約されると思います。

 

また、これは2曲目とも被る話なんですが、今回の曲「?」が多いんですよ。(これまでの4曲の歌詞を調べたら『僕らだけの未来の空』に一か所だけありました。)それがPWの2曲だけで9か所、問いかけるような歌詞を加えたらもっとありました。これは彼女たちの未来への不安、それ以上に大きな期待、そして彼女たちはもう「無関心」なんかじゃない、外の世界に目を向け始めていることを伝えてくれているのかな、なんて思いましたね。

 

2.アスファルトを鳴らして

これだけまっすぐ気持ちをぶつけられたら...ね。しかもあのノクチルに。同じような話になってしまうけれど、「未来を呼んでみようよ」と言っていた彼女たちが「渡ってみよう 迷わないで 自分の足で明日へ」と歌う意味の大きさたるや...。「呼ぶ」ということは、ある意味自分から近づく気はないということですからね。

さらにこの部分、直前に「どれだけ願ったって 明日が迎えに来るから」っていう歌詞があるんですよ。つまり、"どうせ未来は来るんだから、それなら自分たちで掴みに行こう"なんですよ。プロデューサーの皆様は2年前にノクチルがこうなることを予想できただろうか。

 

さらにさらにもう一つ、一番サビ終わり「隣で笑っていたいから」これも聴いたことのあるような歌詞。これだけノクチルの変化、成長を教えてくれた今回の2曲の中にこの言葉を入れたことで、"どんなに環境が変わっても彼女たちはずっと幼馴染で、ずっとノクチルでいてくれる"と思わせてくれるんですよね。彼女たちの関係性の根っこの部分は決して変わらない。

 

3.おまけ&まとめ&気が付いたこと

おまけから。ジャケットについて。これは実はツイートもしたのですが、だんだんと青みが減って、その分彼女たちの衣装に、そしてジャケットの背景にも色が増えてるんですよね。これは本人たちが十分色づき始めたからなのかなあなんて。

 

ちなみに、衣装に関しても同じことが言えて、ほぼ同系色→スカートにうっすら各自の色→かなりわかりやすくイメージカラーが配置されてる、なんですよ(現状実装されている透、円香、小糸の4周目衣装はもっと顕著です)

 

該当ツイート↓

https://twitter.com/RyuUsui_P/status/1572168214205075457?s=20&t=_JHF_TXneV8rmfvUtXq1QA

 

次にまとめ。

前述のとおり今回のPW07の2曲は、「ノクチルの世界の広がり」が強く感じられる曲でした。彼女たちはこれから先、これまでよりもずっと前向きにアイドルと向き合い、そして自分たち以外の人間(ファン、Pなどなど)と向き合っていくんだろうな、と思うことができました。

シナリオでも初期のころから感じられ、声優さんたちによるライブパフォーマンスですら敢えてそうしていた「やじるしが常に内向き」の状態がこれから少しずつ外側に向いていくのだと思います。

でもそれは、彼女たち同士の内向きのやじるしがなくなるわけではなく、「外向きのやじるしも新しく作る」ような感覚なのかもしれません。バラバラは方向を向いている4人が集まるには内側を向くといいんですよ。

 

最後に気づいたこと。

一つ目は『アスファルトを鳴らして』のラスサビ、転調してキーが上がるんですよ。

これ自体は珍しくもなんともなく、J-POPでよく聴くことなのですが、実はノクチル楽曲だと初めて。こういうところにも少しずつ前向きになっていく彼女たちの心境が出ていたり...?

二つ目、ついにタイトルから「僕ら」がなくなりました。これも先ほどの「やじるし」のことにつながるのかなぁなんて思っています。むしろタイトル見てやじるしの話はいつきました。

 

長くなりましたが、こんなもんですかね、まだ発売から一日ですし。

みんな、シャニラジのリリーススペシャル聴けよな!!

 

ではでは。